SEMINAR セミナー情報

Value aging 講演会・セミナー ずっと元気に、つながりあう社会に向けて

 2016年11月28日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで2回目となる「Value aging(バリューエイジング)講演会・セミナー」が開催された。
80代を迎えてなおバイタリティーあふれる俳優でタレントの毒蝮三太夫さんの講演をはじめ、役立つセミナーや展示会を実施。自分らしい年齢の重ね方を考えるうえで、“聴いてお得”な情報を発信した。

セミナー

次の一歩のために、役立つセミナー
 心身ともに健康であり続けるには、リフレッシュの時間も大切だ。「リゾートライフセミナー」では、ジャパン・トータル・クラブの池上直樹氏が壇上に上がった。同社は会員制クラブを運営しており、まさにリゾートのプロ。
 リゾート地の別荘は、誰もが一度はあこがれるものだが、近年人気は下降している。「会員制クラブであれば、不在時の維持管理が不要で、季節ごとに複数のリゾートホテルから場所を選ぶことができます」と池上氏はメリットを解説する。会員対象の多種多様なアクティビティが用意され、ゴルフやテニスのイベント、文化行事も多く、趣味・教養を広げるための機会が見つかるだろう。


 会員制クラブなら三世代みんなで集まる際にも、「皆で会話に花を咲かせるための場所を、たくさんの選択肢から選べます」。周辺の観光地や立地など、その都度条件に合った別荘やホテルを利用でき、メリットは多そうだ。
 一方「高齢者の住まいセミナー」では高齢者施設の種類やその違い、介護サービスや費用の仕組みを解説。講師は最新のホーム情報に詳しい、有料老人ホーム情報館の木村利之氏。
 老人ホームは大きく分けて、公的施設と民間施設がある。公的施設は特別養護老人ホームなどを指し、全国で待機者の列ができている。民間施設は比較的入りやすく、有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅などがある。それぞれ利用条件や介護サービスの内容が異なるため「本人に合ったホームを見つけてください。必ず見つかります」と話す。

 選ぶポイントとして「3カ所以上見学して比較を。スタッフの様子や雰囲気もチェックしてください。また月額料金以外の費用や、体がどんな状態になるまで看てもらえるかも重要です」。もちろん同館のように、ホームの情報を集めている専門家を頼るのも賢い方法だろう。
 「認知症セミナー」では、フジサンケイグループで有料老人ホームを展開するサンケイビルウェルケアの根岸広英氏が登壇。入居者の36%以上が要介護度の改善を果たしているホームの事例を交えて、ケアや予防のコツを話した。

 最近では認知症予防に、家族や地域など社会とのつながりが大切だと分かってきている。

幕あいには、レクリエーションとして「介護士が教える『家庭でもできる認知症予防』」が行われた。指や腕を使いながら脳の刺激にもなる体操や、柔軟な連想を誘うクイズなどに参加者らは明るくかつ熱心に取り組んでいた

 同社の有料老人ホームでは加えて、水分摂取、食事、排泄、運動の日常生活動作を通じて自立の回復を図る「自立支援介護」を実践している。そのケアを通して「体の活動を再び活発にすること、社会関係を再構築することは可能です」と根岸氏は力説する。それが認知症や要介護度の改善につながっているのだ。

 最後に「認知症予防にも水分摂取、食事、排泄、運動が大切。また特に男性は、仕事以外に人とつながれる趣味を持ちましょう」とアドバイス。会場の参加者から、次の一歩に向けて勇気づけられたような、力強い拍手が送られた。

ブースには多くの人が

会場では趣旨に賛同した企業・団体によるブース出展も。わかもと製薬は「薬用歯みがきアバンビーズ」や「胃腸薬 強力わかもと」など人気商品を紹介。ケアプロデュースは老人ホーム入居時の「身元保証法人ホーム入居サポート」や「有料老人ホーム情報館」といった手掛けるサービスについて。ジャパン・トータル・クラブは箱根、下田、軽井沢などの会員制リゾートの見どころを。シマダヤは食塩や糖質が少ない生活習慣病に配慮したうどん、ラーメンなど。サンケイビルウェルケアは同社が手掛ける有料老人ホームについて。また産経新聞が主催する衣類のリユースをすすめてパラスポーツを応援する「ふくのわプロジェクト」の紹介も行われた。