SEMINAR セミナー情報

Value aging 講演会・セミナー ずっと元気に、つながりあう社会に向けて

 2016年11月28日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで2回目となる「Value aging(バリューエイジング)講演会・セミナー」が開催された。
80代を迎えてなおバイタリティーあふれる俳優でタレントの毒蝮三太夫さんの講演をはじめ、
役立つセミナーや展示会を実施。自分らしい年齢の重ね方を考えるうえで、“聴いてお得”な情報を発信した。

講演会 マムシ流高齢化社会を考える

人とつながり、明るい生活を
 2016年3月で満80歳を迎えた毒蝮さんは、ラジオにテレビにと、なおも元気に活躍中。47年間パーソナリティーを務めるラジオ番組では毒舌ぶりも人気で、高齢者に「ジジイ、ババア」と呼びかけながら元気を届けている。今回の講演も“絶好調”で、裏話やジョークを織り交ぜ、笑いあり学びありの時間となった。
 毒蝮さん自身も高齢者といわれる1人だが、エネルギッシュな姿は会う人がみな驚くほど。「俺の元気の秘訣はね、歯なんですよ」と豪快に笑う。今まで1本の歯も抜いたことがなく、32本全部揃っているのだという。「歯の根の部分は脳につながっていて、食事をすると脳を刺激します。歯がなくなると認知症になりやすいという研究もあるそうです」。長く健康でいるために、体はもちろん歯の定期健診も勧めた。
 毒蝮さんには、聖徳大学の客員教授という顔も。介護の資格取得を目指す学生を教えており、高齢化社会の諸問題に敏感だ。特に「皆さんには介護予防、認知症予防の心がけをお願いしたい」。その特効薬とは何なのだろうか。著名な医師に聞いたところ「それはマムシさんですよ、と言われました。人は笑ったり会話したりすると脳の働きが活発になり、認知症予防につながるのだそうです」。

 最後に毒蝮さんが「100歳を超えて長生きする人には共通点があります。ユーモアがある。心が広い。素直。しゃれっ気がある。笑うことは誰にでもできますから、笑顔を忘れずに、チャーミングなジジイ、ババアになってください」と力強く話すと、聴衆は大きくうなずいた。