INTERVIEW Value aging 実践者インタビュー

Value aging実践者インタビュー Vol.4/グラウンドを走リ続ける80代ラガーマン。“最高の仲間”に囲まれ、プレーと経験でチームをリードする。

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こんなに元気な80代はいない

―皆さん、40代や50代の方に混じってお元気にプレーされていますね。ラグビーはいつ頃から始められたのですか。

鈴木:1948年、旧制中学3年になるときに始めました。前年、全国大会に出場した主力の先輩方が卒業したため、私も誘われたのです。その後、新制の高校でラグビーを続け、大学で一度やめたのですが、社会人になってまた始めました。
“オール神奈川”に選ばれ、国体に出場したこともあります。その監督が学校の先輩だったことから縁がつながり、神奈川県ラグビー協会の仕事もするようになりました。

木内:私は大学時代に誘われたのがきっかけで、大学のラグビー部に入りました。以来すっかり夢中になってしまい、定年までは仕事とも両立しながら、足かけ60年も続けています。ニュージーランドに転勤した2年間は「(本場の選手とぶつかり合って)けがをしては会社に迷惑を掛ける」と思い、スパイクは持って行きませんでしたが(笑)

横山:もともと旧制中学時代に体操の先生からラグビーを教わって、面白いなあと思っていたのですが、本格的に始めたのは60歳から。それまでは冬山登山、ロッククライミング、スキー、柔道など、スポーツが好きでいろいろな種目をやりましたね。
50代のとき、資格を取って子どもたち相手にラグビーのコーチをしていました。そんななかで「神惑」を紹介され、半ば強引に連れてこられたのです。私はプレーヤーとしては初心者なのにもかかわらず、参加した当初から温かく迎えてくれて、とにかく楽しくて今でも続けています。

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―チームの雰囲気はいかがですか。

横山:チームに入った時は経験がなく体も小さかったのに、元日本代表の人や往年の名選手が、仲間として受け入れてくれたのが嬉しかったですね。ノックオンしたり下手なプレーをしたりしても丁寧に教えてくれて、飲めないのに飲み会にも誘ってくれる。こんなにいい仲間はいません。今でもチームメートのことは、兄貴や弟が増えたように思っています。

木内:私は80歳になったばかりですが、先輩方を見ていると、こんなに元気な80代は他にいないですよ。そんな方々と一緒に、いいグラウンドで、好きなラグビーをできるのは幸せですね。

※ 手や腕などの上半身(首から上を除く)にボールが当たり、前方へ落とす反則。