INTERVIEW Value aging 実践者インタビュー

Value aging実践者インタビュー Vol.1/日本のものづくりを支えるシニアの職人。社会とつながりながら働き、技能や経験を未来へつなぐ。

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総人口に占める65歳以上の割合が21%を超すと「超高齢社会」と呼ばれます。日本の高齢化率は2010年時点で23%であり、既に超高齢社会に突入しています。高齢社会と聞くと、悲観的なイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、日本には、これまでの豊かな経験をいかし、若者とともに活躍しているシニアの方々が多くいらっしゃいます。

今回は、「Value aging実践者インタビュー」の第1回として、ソチ冬季オリンピックを目指すボブスレー日本代表のソリを作製している、東京大田区の町工場の有志で結成された「下町ボブスレープロジェクト」を取材いたしました。「世界と戦う日本代表の選手たちに、外国産ではなく、国産のソリを使ってもらいたい」。この思いを実現した背景には、匠の技術を持つシニアの職人たちの力がありました。

本インタビューでは、下町ボブスレープロジェクトの副会長であり、ソリの部品開発に携わる株式会社昭和製作所の舟久保利和社長と、同社で開発の現場をリードした、67歳のベテラン職人の宮本敏様のお二人にお話をお聞きしました。

お話を伺った方

舟久保利和氏
株式会社昭和製作所 代表取締役社長

1979年生まれ。2004年順天堂大学スポーツ健康科学部卒。2006年米グリーンリバーコミュニティカレッジインターナショナルビジネスサーティフィケイト終了。現在34歳。2006年昭和製作所入社。2011年副社長、2012年代表取締役副社長を経て2013年8月より代表取締役社長。下町ボブスレーネットワークプロジェクトでは、副委員長兼会計。 ※取材時(2013年7月1日)は代表取締役副社長

宮本敏氏
株式会社昭和製作所 製造部

1946年生まれ。現在67歳。1994年昭和製作所入社。50年以上の経験と卓越した技能を持ち、様々な部品開発に従事。「宮本氏の技能は最新の機械でも越えられない」との定評がある。下町ボブスレープロジェクトにおいては、ソリ一号機の部品製作をご担当。