SPECIAL 特集

特集 Vol.3/「健康寿命」の延伸と自立につながる介護のポイント

長寿が身近になった今、誰にとっても避けられない介護の話題。
皆がいきいきと健康な日々を過ごしていくには、「自分でできることを増やす」介護のあり方が大切なようです。
「健康寿命」、「自立支援介護」をキーワードに探ってみました。

食事はバランス良く、楽しく取る

5大栄養素

いま、80歳以上の約2割が低栄養状態ともいわれています。低栄養状態とは、健康な体を維持するための栄養素が不足した状態で、体力や免疫力の低下をもたらします。疲れやすくなる、動くのがおっくうになる、風邪をひきやすくなる―。そうなってしまうと、悪循環。生活の動作もつらくなり、廃用症候群(下コラム参照)が進む要因になってしまいます。

廃用症候群を防ぎ自立した生活を営むには、まずバランスの良い食事が大切。糖質、脂質、たんぱく質という三大栄養素に加え、ビタミン、ミネラルも意識して取りましょう。特に高齢者には、たんぱく質が不足しがち。体重50㎏なら1日50gのたんぱく質が目安です。旬の彩りを加えながら、肉、魚、乳製品、大豆などを食卓に並べるようにしましょう。

バランスの良い食事を

「かむ」「飲み下す」「発声する」「唾液を分泌する」など口腔機能を維持・改善することも大切です。半年に一度は歯科医院を受診するなど、お口の中をチェックしてもらってください。自分の口で食べるおいしい食事は、日々の喜びにもなります。