SPECIAL 特集

特集 Vol.2/~自立~ 自分らしさを取り戻す「自立支援介護」

特集 Vol.2/~自立~ 自分らしさを取り戻す「自立支援介護」

年を重ねても自立していくために

「Value aging」のもうひとつの柱が「自立支援介護」です。

自立支援介護の4つの要素

最期まで尊重され、自分らしく年を重ねていくことは誰もが理想とすること。それは、介護が必要となった場合でも同じです。

介護というと、ベッドでの生活や、介助してもらっての食事を連想するかもしれません。しかし最近では、自力で生活できる喜びを大切にした介護「自立支援介護」が注目されています。竹内孝仁教授(国際医療福祉大学大学院)が提唱したもので、自立性を回復し、尊厳を保っていくことを目指しています。

その基本は、本人の体調を整え、活動的になることで体力を回復し、意欲や活力を取り戻そうというものです。具体的には日常生活における「水分」「栄養・咀嚼」「排泄」「運動」の4要素を中心に自立の回復を図ります。(Value aging 白書Vol.3に詳しく掲載しています。)

「自立支援介護」では、本人が望むことを、自身の力でかなえていくことを目指します。身の回りのことを何から何までお世話するのではなく、体調を整え、自立を促す介護といえます。介護する人は本人の意思を尊重しながら、本人は一歩一歩、できることを増やしながら共に進んでいくのです。