Value aging とは

Value agingとは、自分らしく、ともに生きる年の重ね方。

一人ひとりが自分らしさを大切にしながら、健康な生活を送り、そして社会とつながりながら暮らしていく。そのような年の重ね方を「Value aging(バリューエイジング)」と名付けました。

Value agingの基本コンセプトは、「自立支援介護」と「つながり社会」です。

図:Value agingの基本コンセプト

Value agingの基本コンセプトは、「自立支援介護」と「つながり社会」です。 高齢者がそれぞれの心身の状態に応じて自立する。そして、経験に裏打ちされた豊富な知見を提供する側に回り、世代を超えてつながり、相互に貢献しあう関係を保つ。

年齢を重ねても社会とのつながりを失うことなく、心身の状態に合わせていきいきと暮らし続けることのできるValue agingというスタイルや価値観が浸透し、拡がることにより、日本は世界に先駆けた新しい高齢社会のモデルになれるのだと確信しています。

私たち、Value aging研究会では、Value agingを実現されている高齢者の方々のご紹介や、セミナーの開催などの活動を通じて、Value aging時代の高齢者の強みを再認識し、高齢者も若者も子供たちも、世代を超えて豊かな未来社会に向けた力にしていくことを目指しています。

「自立支援介護」とは

高齢者それぞれの「心身の状態に応じた自立」を促す介護方法であり、国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁氏が提唱し始めたものです。自立支援介護は、本人の体調を整え、活動性を上げることで体力を回復し、本人の意欲や活力を取り戻すことを基本的精神としています。実際に、特別養護老人ホームや老人保健施設などの介護施設において、入居者がおむつを使用せずにトイレでの排便(自然排便)を実現するなど具体的な成果をあげており、理論だけに留まらない実践的な介護方法として注目されています。

「つながり社会」とは

高齢者=支えられる存在という価値観を逆転し、高齢者がそれぞれの心身の状態に応じて、若い世代と共存し、経験に裏打ちされた豊富な知見を提供する側に回る「世代を超えてつながり、相互に貢献し合う」ことが出来る社会のことです。高齢者自身が自分の能力を活かし社会に積極的に参加することは、健康づくりや介護予防になるだけではなく、より自分らしく生きがいのある充実した人生を送ることや、また、高齢者の知を活かした深みのある質の高い社会の創造にもつながります。